難病と共に生きること~脊髄小脳変性症

このサイトは今現在治療法のない脊髄小脳変性症を患っている★kyu-pi-★が病気、仕事、趣味、育児等、日々の生活で病気と向き合いながら日々思うことを記録していくサイトです。 このサイトを見て頂いた方に何かしら役に立てることが記録できればと思います。

サイト管理者 ★kyu-pi-★

カテゴリ: 医療・薬・サプリメント

こんにちは。kyu-pi-です。脊髄小脳変性症はとても緩除に進行する場合があります。

私は、そのタイプで自分でもこの病気に気がつかず、「変だな~」と思うことが多々ありましたが、どこの病院に行ったら良いかも分からず、病名が分かるまで何年もかかりました。

そんな私も、今では歴とした非喫煙者ですが、禁煙が成功するまでは20年近くのヘビースモーカーでした。

禁煙に成功したのは子供が4歳の誕生日。その日からタバコは一切口にしていません。

当時通っていた循環器系の内科の先生に「タバコを吸うと関節に力が入りにくくなり(特に膝)、立っているのがつらくなるんです。そんなことってありますか?」と相談しました。

ちょうど神経内科にも行き始めた頃です。普通に歩けていたし、タバコ=循環器くらいで考えていました。

妻は子供ができたと分かった日から禁煙に成功しましたが、結婚する前から何度も禁煙に失敗してるのをみてきました。ニコチンガム、ニコチンパッチ等、試していましたが、すべて成功に至らず。

それが子供ができたと分かった時から禁煙できるんですから、母になるという気持ちはとても強い気持ちだったんだと思います。

話は戻ります。そんな状態なので、私は先生から禁煙を勧められました。良い飲み薬があると。

その薬の名前は「チャンピックス」。

チャンピックス・・・タバコを吸うと、脳にあるニコチン受容体にニコチンが結合してドパミン(ドーパミン)が放出されて快感を得ることができます。チャンピックスは、ニコチンと同じようにニコチン受容体にくっつくことによりイライラ等のニコチン切れ症状を軽減します。また、タバコを吸った時の満足感も徐々に感じにくくなっていきます。(引用

このお薬は、飲み始めの7日間はタバコを吸っても大丈夫なお薬です。8日目から禁煙開始になります。その間、徐々に薬の量を増やしていく飲み方になります。初めの3日間は0.5mgを1錠、4~7日目は0.5mgを2錠(1mg/日)、8日目から1mgを2錠(2mg/日)服用します。

私は、子供の誕生日から逆算して誕生日の日が8日目になるように計算してから薬を飲み始めました。

薬の効き目には個人差がありますよね。

私は7日間のあいだにタバコを吸っていましたが、残念ながら、満足感が感じにくくなることはまったく無かったです。8日目からは一切吸うことはありませんでしたが、薬を勝手に中止することは出来ません。基本的には12週間飲み続ける薬なので、私は、8日目からも服用を続けました。

主な副作用には、吐き気や頭痛、眠気、不眠など他にもいろいろあります。

私は、吐き気もなく特にこれといって気になる副作用はありませんでしたが、服用中のあるお休みの日に家族を連れて実家に帰るという高速道路の長距離運転がありました。この時、運転していると突然ありえない睡魔に襲われ、それでも、なんとかパーキングまで運転したのですが、あれはきっとチャンピックスのせいなのじゃないかと思います。(間違ってたらすみません)

実際に私が服用した後にチャンピックス服用中の方が自動車運転の事故があったと報道されていました。

チャンピックスのお薬の説明書の副作用表示にも私が服用していた時とは違った、「自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意が必要」と表示が変わったと聞いています。

先ほども書いたように、12週間服用治療が基本ですが、私は主治医から半分の6週間でもう飲まなく良いと言われました。

私が今回の治療で思ったことは、薬の効き目もそうですが、気持ちの部分も大事なんじゃないかということです。

なにか、自分なりのきっかけを作って禁煙治療ってのが良いのではないのでしょうか。


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こんにちは。kyu-pi-です。日本では、ひとつの薬ができるまでに、何年もの歳月を要し、費用も何百億円もかかるそうです。

~新薬開発のプロセス~

・基礎研究は2〜3年
新規物質の性状や化学構造を調べ、スクリーニング試験を行い、取捨選択します。

・非臨床試験は3〜5年
動物や細胞などを使って、薬効や毒性を研究します。物質の体内動態(吸収・分布・代謝・排泄の過程)に関する試験も行います。また、非臨床試験と並行して品質や安定性に関する試験も行われます。

・臨床試験は3〜7年
人にとって有効かつ安全なものかどうかを調べるのが臨床試験(治験)です。治験は第Ⅰ相~第Ⅲ相の三段階に分かれ、病院などの医療機関で、健康な人や患者さんを対象に同意を得たうえでくり返し試験を行います。その後、データを収集して、薬としての可否を判断します。

・承認申請と審査は1〜2年
有効性・安全性・品質が証明された後、厚生労働省に対して承認を得るための申請を行います。学識経験者などで構成する薬事・食品衛生審議会などの審査を通過した後、薬価基準に収載され、新薬として製造・発売することができます。

(引用

現在キッセイ薬品が 「KPS-0373」(一般名=ロバチレリン)を開発していると聞いています。

2016.5.27に追加の第Ⅲ相臨床試験を実施することを決定。という発表があり、今現在、情報はこの段階で止まっています。

さて、このロバチレリン、どういう効き方をするのか、調べてみました。

ロバチレリン:塩野義製薬株式会社が創製した甲状腺刺激ホルモン放出 ホルモン(TRH)誘導体です。 中枢神経系に分布する TRH 受容体に結合し、アセチルコリン及びドパミン などのモノアミンの神経伝達物質の遊離を促進して、神経系を活性化させる作用が期待されます。(引用

・・・セレジストとどう違うんでしょうか?

セレジストの効果は皆さんご存知の通りです。

ロバチレリンの受容体にくっつく作用がセレジストよりも強いんでしょうか・・・?

セレジストがあまり効果がみられないという話はよく耳にします。

かく言う私も、ずっとセレジストを服用していますが、あまり効果が。。。

新薬の発売を心待ちにしている方は多いと思います。

もう亡くなりましたが、私の父はその昔、結核を患っていました。
結核も当時は治らないと言われてましたが、入院前に新薬が開発されて、命を救われたと聞いています。


キッセイ薬品様。

承認申請はまだされてないんでしょうか?


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